親知らずの抜歯と移植

抜歯をおすすめしています

▲親知らず

親知らずが痛む場合や、周辺の歯が痛む場合もご相談ください。当院では親知らずの抜歯も行っております。痛みが無い場合、まっすぐに生えている場合は残すという判断もありますが、成長期以降に親知らずが前の歯を持続的に押し続けて、歯並びが乱れてくることがあります。

また親知らず自体やや隣りの奥歯が虫歯になりやすいので、そうなる前に早めの抜歯をおすすめしております。

なるべく痛みを軽減した治療を行っています。

当院では麻酔の段階から痛みに気を使っております。詳しくは、虫歯ページのなるべく痛みのない治療の項目をご覧ください。

親知らずを抜くことのメリット

• 奥歯が磨きやすくなる（隣の歯の虫歯予防）
• アゴの痛みが取れる場合がある
• 歯磨きの際のオエっというオエツが軽減される
• 歯並びの不正を防ぐことができる

移植の歯として使える場合があります

前から数えて8番目の歯（一番奥の歯）が親知らずですが、とくに7番目の歯が何らかの理由で無かったり、ダメになっていたりした場合、親知らずを移植歯として利用できる場合があります。

▲当院の治療例：親知らずを抜歯して手前に移植したケース

ご自身の歯の根をそのまま生かす治療ですので、約5年間、長い方で10年以上長持ちする場合もあります（＊歯の頭は多くの場合切り落として銀歯やセラミックなどの冠を取り付けます）。

インプラントやブリッジを検討する前に、親知らずが残っている方は、十分に移植できる可能性があります。詳しい診査・診断が必要ですが、ご興味のある方はご相談ください。